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『号泣する準備はできていた(江國 香織)』
号泣

何年か前に直木賞を受賞した短編集です。確か、受賞して間もないころに本屋さんのベストセラーコーナーに並べられていて、表紙に惹かれてなんとなく買った覚えがあります。中3ぐらいのときかな?
最初読んだときは「こんなもんか」と思って読み流してました。はっきりとした起承転結がないんですよ。なにか事件が起こって主人公が巻き込まれて、ゴタゴタありながら見事解決したり、意外なラストがあったり…とかそんなのじゃない。どかかにいる誰かの日常をちょっぴり覗いてみた感じ。なんでもない、ほんの一瞬の1コマ。はっきり言ってそのときの私にはあまり良さが分からなかった。

だけどこの前本棚の整理をしているときに出てきて、なんとなく読み返してみたんです。短編集だから、一気にではなくて毎晩寝る前に1つずつじっくり。
そうすると、この本には読み返してみて初めて分かる良さがある。主人公はみんな女性。幸せなはずの日常の隙間に見え隠れする不安や、すれ違いが読めば読むほどくっきりと浮かび上がる。ストレートな言葉よりも、なんでもないちょとした描写から伝わる鮮やかな思いは本当にリアルで、あまりに切ない。文章力が高いってこういうことを言うんですね。
ついでに「冷静と情熱のあいだ Rosso」も読み返そうかな…
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【2006/04/16 14:12】 Book | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP
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